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  • 2021.10.09 トレーニング

    【呼吸と疲れの関係について】

    パーソナルトレーニングジムRENです。

    皆さんが、日々当たり前に行っている「呼吸」。
    正しい呼吸について考えてみたことはありますか?
    きっと、様々な呼吸法が存在することで、一体どんな呼吸が正しい呼吸なのか分からなくなる方も多いかと思います。

    本日、解説する呼吸は“人が元々自然に行っていた呼吸”についてです。
    日頃から疲れやすい方は、この元々備わっている呼吸が出来ずに、間違った呼吸を行っている可能性が考えられます。

     

    ≪簡単チェック≫
    先ずは、現在のご自身の呼吸状態を確認しましょう。
    ①1分間呼吸
    ・楽な姿勢で1分間呼吸を行ってみましょう。

    評価
    ◎9回以下
    ✖10回以上

    ②二酸化炭素の耐性力チェック
    1.楽な姿勢で座る
    2.鼻から軽く息を吸う
    3.少し息を吐きだし鼻をつまみ呼吸を止める
    4.息を止められる時間を測定

    評価
    ◎40秒以上
    △39~20秒
    ✖19秒以下

    ①・②のチェックの内、1つでもエラーがある場合は、普段から正しい呼吸が出来ていません。
    他にも、日常で『定期的に大きく息をする』『ため息をする』方も正しい呼吸が行えていません。

    ≪疲れの負のスパイラル≫
    先程のチェックはどれだけ二酸化炭素を体内に取り込んでいられるかをチェックするものです。
    疲れやすい方は、呼吸が浅くなり二酸化炭素の耐性が弱くなることで呼吸数の量が増え呼吸過多に繋がります。

    ストレスにより呼吸が浅くなる
    →呼吸過多になり必要以上に二酸化炭素を排出する
    →身体には二酸化炭素が必要なので脳が呼吸を抑制する
    →身体は息苦しさを感じ余計に呼吸を浅く行う
    これが呼吸が浅くなり疲れやすくなる負のスパイラルです。

    ≪疲れやすい身体は二酸化炭素が足りていない≫
    呼吸で重要なのは“二酸化炭素の耐性力”です。
    慢性疲労を感じる方の多くは、酸素不足が原因ではなく酸素がきちんと筋肉・組織に放出されていないからです。
    正しく酸素を供給するには“二酸化炭素”が必要です。
    呼吸が浅くなった状態では、体内の二酸化炭素が少なくなってしまい、酸素の放出がうまく出来なくなります。
    すると、筋肉や組織は酸素不足に陥り、疲れを感じやすくなります。
    疲れを感じやすくなると、動くのがおっくうになり、活動量低下や太りやすくなったり、仕事のパフォーマンス低下にも繋がります。

    ≪自宅改善エクササイズ≫
    浅い呼吸を改善し、二酸化酸素の耐性を高め疲れにくい身体にするには、
    意図的に呼吸をコントロールする必要があります。
    簡単なエクササイズなので行ってみてください。
    ①楽な姿勢で座る
    ②静かにゆっくりと鼻から息を3秒吸う
    ③ろうそくの火を消すように口から息を10秒吐く
    ④息を吐ききったら3秒間呼吸を止める
    ⑤このリズムで2分間呼吸を行う

    実施するタイミングは、
    ・就寝前
    ・ストレスを感じた後(苦手な人と話した時、ミスした時、イライラした時)がおすすめです。
    1分間でも良いので、出来るだけ毎日、呼吸コントロールを行ってみてください!

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    パーソナルトレーニングジム

    REN三軒茶屋

    TEL:03‐6753‐5350

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