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  • 2017.07.07 栄養

    タンパク質と一緒に摂取するとよい食材

    こんにちは!
    パーソナルトレーニング REN 三軒茶屋です。

    タンパク質は身体を作る上で大切な栄養素です。

    特にパーソナルトレーニングをする方にとって、タンパク質は筋肉を構成する素となるため、不足しないように食事やサプリメントから摂取する必要があります。
    1日に摂取するタンパク質の量は、体重1kg当たり、0.8~1.2gと言われています。
    つまり、体重が60kg場合、1日のタンパク質摂取量は48~72gとなります。
    食事やプロテインドリンクなどでタンパク質を摂取しますが、摂取したタンパク質を出来るだけ効率よく体内に吸収するためには、ビタミンCビタミンB群が重要な役割を果たしています。今回はその役割についてご紹介します。

    ・ビタミンC
    ビタミンCは体内でタンパク質の素となるアミノ酸の合成や結合組織を構成するコラーゲン(タンパク質)の合成に必要で、ビタミンCが足するとコラーゲンが生成できず、筋力や体力、免疫力が低下してしまいます。
    コラーゲンは骨と筋肉を繋ぐ腱や骨格など、筋肉を支える組織を構成しており、全身の30%を占めていると言われています。
    また、ビタミンCは体内で合成できない為、普段の食事から意識して補給する必要があります。

    ■ビタミンCを多く含む食品
    柿、オレンジ、ブロッコリー、イチゴ、夏みかん など
    ※ビタミンCをはじめとした水溶性ビタミンは熱に弱いため、火を通す事でビタミンCを失ってしまう事があるので調理法には注意しましょう。

    ・ビタミンB群
    ビタミンB群には8種類あります。
    ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンがあり、これらを合わせてビタミンB群といいます。
    ビタミンB群は互いに協力しながら様々な物質代謝に関わっており、摂取されたビタミンB群は小腸から吸収されて体内をめぐってエネルギーを供給する働きをします。
    つまり、ビタミンB群が不足してしまうとせっかく食事から摂取した栄養素を体内に十分に運ぶことが出来ません。
    特にタンパク質はアミノ酸に分解され、体内に利用吸収されますが、ビタミンB群の中でもビタミンB6はタンパク質の分解に必要な物質です。
    ビタミンB6は体内で合成できる為、普通に生活している場合は不足することはありません。しかし、トレーニングをされる方や妊娠されている方は消費されることが多いため、意識的に摂取しましょう。
    ■ビタミンB6を多く含む食品
    牛レバー・まぐろ・かつお・鶏ささみ・鶏レバー・鶏ムネ肉・鮭・バナナ・マグロ・鮭・さんま・さば・いわし・枝豆・空豆・納豆・チーズ・にんにく など

    食事やサプリメントなどでタンパク質を摂取する際は、ビタミンCやビタミンB6を一緒に摂取するようにし、効率よくタンパク質を吸収させましょう。

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